渡部 由記子の40年以上にわたるピアノ指導の真髄が書籍となりました
「音楽大好き人間を育てること」
「自立した人間を育てること」
私にとってピアノ指導の目的は、この2つです。
世の中に出て一番大切なことである目標に向かって努力を重ね、目標を達成する方法、つまりは、生きる力を、ピアノを通して指導しています。
その渡部 由記子の「魔法のレッスン」の秘密が6冊の本になりました!
2冊の「ブックス」シリーズと
4冊の「メソッド」シリーズがあります。
「ブックス」シリーズでは、指導者や親としての心構え、子どもへの接し方を、40年以上にわたる指導者として、母親としての経験を踏まえ、お伝えしています。
ブックス1では、渡部 由記子のレッスンが「魔法のレッスン」である秘密を、余すところなくお伝えしています。
ブックス2では、コンクールに参加する意義や本番に向けた練習方法を解説しています。コンクールだけでなく、発表会などに出る方にもおすすめです。
「メソッド」シリーズでは、楽譜を収録し、美しい音で弾けるようになるための魔法の練習法を、具体的にお伝えしています。
メソッド1は、魔法の指導法の、基礎の基礎です。
メソッド2、3は、魔法の教本「ハノン」を題材にしています。
指導者と親御さんを対象とした「基礎指導編」と、生徒さんに使ってもらう「生徒用ハノン」があります。
メソッド4は、ピアノを始めたばかりの生徒さんを指導する方法を解説しています。
渡部由記子ブックス
1.やる気を引き出す 魔法のピアノレッスン
一生懸命指導しても、なぜか弾けるようにならない。練習してきてくれない。
それは、生徒があなたの言葉を理解できず、指導している内容が伝わっていないだけかもしれません。
どうすれば生徒に分かる言葉で指導できるのか、どのタイミングでどんな言葉をかければ良いのか?
本書ではその具体的な手法をお伝えします。
指導者と、親御さんにおすすめのピアノレッスンや子育てのヒントが満載の一冊です!
2.コンクールで育つ「生きる力」
コンクールに出場する目的や心構え、目標を達成するための方法などをまとめました。
実際の生徒さんの成長過程や、モチベーションを保つための小道具も、写真入りで紹介しています。
先生方からのお悩みに答えるQ&Aも収載。
本番で最高の演奏をするためのメンタルトレーニングや暗譜の方法をはじめ、保護者へのフォローなど、多くの指導者が抱える悩みにお答えします。
魔法のピアノレッスン・メソッド
1.魔法のノートの作り方
レッスンでよく使われる楽曲をもとに、短時間で効果を上げる画期的な「由記子流」指導方法を解説しています。
粒のそろった音になる、魔法のリズム練習。フレーズのグループ化による、短時間で上達する練習方法など、渡部 由記子のオリジナル練習法、魔法の秘密をたっぷり紹介しています。
基礎からしっかりと積み上げていくことで、着実に実力をつけ、美しい音楽を奏でられるようになります。
指導内容が伝わる楽譜を作ろう! 「由記子流 曲想のつけかた」
長い曲もたったこれだけ?! 指導要素を少なく見せる楽譜
どんな音型も弾けるようになる!「魔法のリズム練習」
画期的! 効率のよい指導のために「グループに分けた楽譜」
上達への近道は、目的を明確にすること!
より深く楽曲を理解するための「目的別練習」
2021年度ピティナ・ピアノコンペティションA1級課題曲ブルグミュラー「アラベスク」が掲載されています。
収録曲:バイエル「第78番」、ブルグミュラー「アラベスク」、G. ペツォルト(J.S. バッハ)「メヌエット ト長調」、L. モーツァルト「アングレース」、ブルグミュラー「貴婦人の乗馬」、クレメンティ「ソナチネ 第1楽章」、ベートーベン「エリーゼのために」
2.ハノン「基礎指導編」(指導者&保護者向け)」
指慣らしのために使っているだけではもったいない!ハノンは、テクニックだけでなく、集中力と聴く力を育て、表現力をつけるために最適な教本です。
渡部 由記子オリジナルの、驚くほどシンプルな譜例を収録。集中力と聴く力を育てる魔法の楽譜で、ハノンをマスターしましょう。
写真やイラストを交えながら、手首の使い方など、奏法を丁寧に解説しています。音楽的に美しい音を目指して、基礎力の底上げをしていきましょう。
3.ハノン「生徒用」耳とテクニックを育てる60曲
「基礎指導編」をレッスンに活用されている指導者の方々から、リクエストをいただいて出来たのが、この「生徒用ハノン」です。
より大きく、読みやすい楽譜を収録。分かりやすい言葉で、指の使い方などを説明しています。テクニック習得に必要な小節のみを掲載しているので、家庭での練習も、集中して取り組みやすくなります。
オクターブなどの、手に負担がかかるもの以外は、幼児でも弾くことができます。
「基礎指導編」と一緒に使うことで、より効果的に基礎力の底上げができます。
4.両手奏と読譜のコツ
ピアノを始めたばかりの生徒さん。効果的な指導をすれば、着実に上達し、ピアノ好きになってくれます。大切な導入期の指導をまとめた1冊です。
バイエルなど5曲を例に、読譜から片手ずつの演奏から音楽表現をつけての両手奏に至るまでを10段階に分け、それぞれの段階を積み上げていけるよう、具体的に解説しています。
「魔法のレッスン」の魔法の一つ、「指の指定席」についても、こちらの本で具体的に例示しています。第5段階「片手の部分練習」の項目で「第1小節。右手親指はファを弾く。その時、5指はシの上に置く」(p.49) などと、一つ一つの小節について、「指の指定席」を記載してあります。
初めて両手奏に挑戦するレベルの楽曲を集め、レッスングッズの活用法や、声のかけ方など、写真つきの読み物ページも収載しています。飽きずにレッスンに集中させる方法など、幼い子どもに指示する方法も、具体的にご紹介しています。
読譜指導のポイントや、音価の指導方法、メトロノームの活用法など、弾く前の「仕込み」から、音楽的に弾きこなすための「仕上げ」まで、1曲をとおして指導できることを、もれなく紹介しています。
子ども向けの一見簡単そうな曲ばかりですが、着実な基礎力をつけ、音楽的に演奏するためには、「簡単そう」な曲からもこれだけ深く学ぶことが出来るのです。これこそが、「魔法のレッスン」の魔法の秘密です。
収録曲:バイエル「ふうりん」、外国曲「こいぬ」、バイエル「第37番」、ドイツ民謡「かわいいおんがくか」、シュワテル「かわいいおともだち」
ブルグミュラー25の練習曲 和音記号・コードネーム付き 楽譜
渡部 由記子オリジナルの「にごらないペダル」表記になっている楽譜です。
「にごらないペダル」については、「渡部 由記子 魔法のレッスンの秘密4」のページをご覧ください。