魔法のレッスンは、「魔法」ではありません。
前年まで、ピティナ・コンペで予選落ちしか経験したことが無かった生徒さんが、渡部 由記子のレッスンを受けた年は、半年で全国大会に進むことは、毎年、ふつうに見られます。たった半年で金賞を受賞される生徒さんも、何人もいらっしゃいます。
それゆえに、「魔法のレッスン」「駆込み寺」と、ご指導者や生徒さんから呼ばれるようになり、私も「魔法のレッスン」という言葉を使わせていただくようになりました。
たしかに毎年、「魔法のような伸び方」「魔法のような結果」をもたらしています。けれども、そこに至る過程は、「魔法」ではありません。
45年近い経験から編み出した指導法、あるいは自分が生徒だった時代に(必ずしも出来の良い生徒ではありませんでした)編み出した練習法をもとに、基礎を大切にした指導を行っているのです。
このシリーズでは、「魔法のレッスン」の魔法の秘密を、お伝えしていきます。