一般大卒の私が、特別指導者賞を受賞するまで (1) 2ページ/2ページ

<<前のページ      続き(第2回)を読む>>

私が由記子先生に初めてお目にかかった12年前の秋、娘たちは小学4年生と1年生でした。当時、下の娘が小学生になったので、少しずつ生徒さんを増やしていきたいと思っていましたが、私にピアノ指導者としての資格があるのだろうか?と悩んでいました。

それまでも、近所のお子様に少しだけ教えていましたが、指導法と呼べるものも無く、当然ながら生徒も育たちません。自信のない指導者である自分が、とても嫌いでした。

音大で勉強していない私が、どうしたら実績のある先生になれるのか?そもそもそんなこと、無理な話なのではないか?と、暗澹たる気持ちで毎日を過ごしていました。

そんな時に、ふらっと参加したのが、渡部由記子先生の「親が変われば、子供は変わる」というセミナーでした。

セミナーの最後、「人生は、今日までがリハーサル、明日からが本番です。一緒に頑張りましょう」という由記子先生の言葉に、「今日からやり直していいのですよ」と、救われた気がして、涙があふれてきたのを覚えています。

「どうしてもご本人に直接お目にかかりたい!」という思いが抑えきれず、気が付いた時には、「体験レッスン希望」のボタンをクリックしていました。


大阪の体験レッスンでは、「あなたの夢は何ですか?」と聞かれました。

その頃の私には、「夢」などという言葉はなく、その時、その時が精一杯。5年後、10年後を考える余裕もありませんでした。この時「将来の夢」を聞いていただけたことは、自分を見つめ直すきっかけになりました。

大学を卒業してから、一般企業に勤め、結婚。出産を機に退職。ある程度子育てをしてからが、本当の意味での指導者としての出発でした。

自分に指導者としての資格はあるのか?と悩み、指導者としての実績を積みたい意欲と焦りはあれども、どのようにすれば良いのか分からず、道が拓けずに暗澹とした日々を過ごしていました。

そのような時に受けた体験レッスンで、由記子先生から指導者ライセンス取得を勧められた時には、果てしなく高い山を見上げるような気持ちでした。

けれども、改めて将来を考えた時、やはり私は「自信を持ってピアノ指導者と言えるようになりたい!」と思いました。

そう考えがまとまった時、その第一歩は、指導者ライセンス全級取得であり、そのために由記子先生のレッスンに通おう、と決心にいたりました。

大阪の体験レッスンから帰る、新幹線の中でのことでした。

 

<<前のページ      続き(第2回)を読む>>